100年以上の歴史ある穴場スポット「日光植物園」【後編】

街歩き・観光
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旧田母沢御用邸跡から折り返し、後半の散策です。

春には水芭蕉が楽しめるミズバショウ池は田母沢川の近くの湿地に数百株が植わっているのだそう。

他にも日光周辺にある日本有数の湿原植物を栽培できるボッグガーデンがあり、約100種の植物を育てているそうです。

※ボッグ(Bog)とは湿原のこと

池にはミズバショウ、カキツバタ、ミズドクサなどが、岸辺にはホザキシモツケ、クリンソウ、リュウキンカなどが植えられているので、春から夏には楽しめそうですね。秋はちょっと残念。

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ボッグガーデンを過ぎると、広い芝生の先に、赤い屋根の可愛らしい建物が見えます。

日本じゃないみたいな雰囲気ですね。

この建物、実は実験室。残念ながら、一般の人は入室できません。

どんな実験や研究をしているんだろうかと、気になりますね。

実験室の脇を通って進むと、ロックガーデンがあります。ここは高山植物のエリアです。

ロックガーデンを望む建物は、100年以上前に建てられた松平家の元別荘で、今は庁舎となっています。

この庁舎では、一般の出入り自由です。

30畳くらいある大広間。団体さんでも余裕ですね。

細部にも職人のこだわりが見えます。

トイレも完備で休憩室として使えますよ。

1時間半くらいかけて周りましたが、全ては見切れなかったかな。春や夏の花が楽しめる時期なら、さらに長居してしまいそう。

受付に戻って、園内のパンフレットを購入しちゃいました。

ちょっと歴史を感じる昭和61年改訂版です。初版は昭和59年だそうです。

歩いて喉が渇いても安心。日光のいろんなところで出会う、飲料水も完備です!

ここは、本当に穴場スポットでした。観光客で賑わうスポットからは想像できないくらいです。ただし、冬の期間はお休みなので、開園期間だけは要注意です!!


〒321-1435 栃木県日光市花石町1842
開園期間:4月15日〜11月30日
休園日:月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日、月曜から連休の場合は最後の祝日の翌日が休園日)
開園時間:9:00〜16:30(入園は16:00まで)

入園料:
大人(高校生以上)400円・小人(中学生、小学生)130円
団体
諸学校学生生徒児童の団体(20名以上の団体・当該学校の教員の引率必須)
大学生・短大生・高校生:250円
中学生・小学生:100円
一般団体(20名以上の団体・附属植物園園長が適当と認める責任者の引率必須)
※幼稚園・保育園児は無料、ただし、団体として引率する教員は有料。
★5月4日(みどりの日)は無料

日光植物園webサイト

100年以上の歴史ある穴場スポット「日光植物園」【前編】