世界遺産「日光の社寺」の中でも有名なひとつ「東照宮(とうしょうぐう)」は、平成の大修復を終えた煌びやかな国宝「陽明門(ようめいもん)」、人の処世術を猿で表した「神厩舎(しんきゅうしゃ)・三猿(さんざる)」、左甚五郎の作品といわれる「眠り猫(ねむりねこ)」など、見どころも満載です。
その眠り猫が彫られた東回廊を進むと徳川家康公のお墓がある「奥宮(おくみや)・奥社(おくしゃ)」に続きます。
この奥宮(奥社)までの道のりは少々過酷。
坂下門をくぐってから207段の石段を登らなければなりません。
手すりが無いので落ちないようにちょっと前かがみ気味で登りました。
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まずは拝殿でお祓いをしていただき、徳川家康公のお墓「宝塔」へ進みます。
お墓の横には御神木の「叶杉(かのうすぎ・かなうすぎ)」
樹齢約600年の叶杉のほこらに向かって願い事を唱えると願い事が叶うと伝えられています。
この叶杉の御霊分けとして、受けられる叶鈴御守(1体800円)があります。
207段もの石段を登って来た、この奥宮でしか受けられません。
「古来より我が国では鈴の音により神慮をお慰めすると供にに又その音の清濁によって心願成就を判断いたしました。鈴の清らかな音色は魔を除け、神様に願い事を伝え心願を成就させてくれます。」とあります。
葵の御紋を象ったような鈴で、眠り猫もあしらわれています。せっかくなので、この御守を受けました。
ちなみに、ここで参拝を終えてはいけません。
最も重要なのは、本殿・石の間・拝殿からなる国宝の「御本社(ごほんしゃ)」です。しっかりお詣りします。
そして、この「叶鈴御守」を受けた3日後、ジャンボ宝くじで4等のプチ当選。
何年も前からずっと行きたかったけど、今度、また今度と腰が重くて先延ばしにしていましたが、何故か今回は、とにかく今すぐに行かなくてはいけないという衝動に駆られてお詣りしました。
私はこの鈴に守られ、鈴の音に癒される日々を送りたいと思います。
〒321-1431 栃木県日光市山内2301
拝観時間
4月1日〜10月31日(午前8時〜午後5時)
11月1日〜3月31日(午前8時〜午後4時)
※受付は閉門の30分前まで