押上の「ホルモン武蔵」は、初心者でもホルモンの美味しさと奥深さを知ることができるホルモン屋さん。

糖質制限の外食
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東京メトロ・都営浅草線「押上駅」B3出口を出て右に進み正面の信号を渡って右に曲がり、ファミリーマートの手前を左に曲がって進みます。突き当りを左に曲がると、ホルモン武蔵があります。

店内は明るくてアットフォームな雰囲気です。

ホルモンは食べてみたい気もするけれど、いまいちノウハウがない。どこまで焼けばいいの?臭くないかな?と、多少の食わず嫌いもあり、実は武蔵には、焼肉を食べる目的で入ってみたのでした。

とりあえず、飲み物はハイボールと「もやしナムル」を注文しました。カンパーイ!!

早速、お肉を選びます。塩味系のお肉でスタートしようと定番の「牛タン」。とはいえ、ホルモン屋さんだから、ホルモンも注文しなきゃお店に悪いかな?と、やはり気にはなってたので、失敗しなさそうな部位と想像して、牛ホルモンからツラミ(ホホ)を注文しました。

ほどなくして、炭の入った七輪がセットされました。ちょっとワクワクしますね。

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もやしナムルが来ました。武蔵の「もやしナムル」は、もやしだけではなく、人参やピーマンも入ってるタイプです。

そして、お肉の1品目「牛タン」と「ツラミ」が到着!!

早速、七輪で焼いて、レモン汁でいただきます。歯ごたえはあるのに柔らかい牛タン、美味しい!!

牛ホルモンメニューから選んでみた「ツラミ(ホホ)」も焼いてみます。

臭みは無く、赤身肉のように柔らかい肉質で食べやすくて、こちらも美味しい!

焼肉の王道「カルビ」と「牛レバー」。

この鮮やかなカルビに心が踊っています。素人でも新鮮さが分かる逸品。

牛レバーは特製の味噌がかかっていて、とても新鮮で甘みを感じる美味しさです。

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ホルモン屋さんなのに、なかなかホルモンを注文しないので、ご主人が登場!
ぜひホルモンを食べてみて欲しい、新鮮なホルモンは、やはり炭火でね!とご主人。
芝浦の食肉市場から仕入れる鮮度と美味しさが自慢だそう。
ホルモンに馴染みがなく焼き方がよく分からないし、過去に苦い経験もしたので、どうも二の足を踏んでたけど、せっかくなので、ここはご主人に任せて、ホルモンに挑戦することにしました。

ご主人おすすめのホルモン(シマ腸)、マルチョウ(小腸)、ハツ(心臓)、ミノサンド(第1胃)、ギアラ(第4胃)を盛り合わせていただきました。

まずは、シマ腸、マルチョウ、ギアラを編みの上へ。どこまで焼けばいいのか分からないので、ご主人に焼き加減を見てもらいました。

シマ腸がいい具合に焼け、一口でパクリ。皮の歯ごたえにふわっとした脂の旨味と甘みがジュワーと口に広がります。全然臭みもないです。こんなに美味しいものだったのか?と、今まで食べてこなかったことを一口目から後悔するようになるとは。

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マルチョウは、ジューシーな脂と独特な香りが少しありますが、噛みきれない皮もまた楽しい一品。ご主人によると、こんなに大きいマルチョウは珍しいようです。

ギアラは噛めば噛むほど味わい深いですが、少し顎が疲れます。

ミノサンドは、ミノの間に脂を残したままにして、ミノとミノで脂がサンドされています。焼いている時に脂が落ち過ぎないので、ミノのよりジューシーに味わえる希少部位です。

ハツは、鶏の砂肝のようなシャキシャキした歯ざわりで、食べやすいです。

新鮮で適切に処理されたホルモンは、こんなにも食べやすいものだったとは。これまでのイメージが本当に変わりました。

ご主人はホルモンを知らない人たちにも味わって欲しいという心意気を感じられる方なので、初心者は勝手に判断しないで、聞いてみるのが一番ですね。

お酒もすすみ、きゅうりをつまみながらも、もう少し食べたいと、大好きなハラミをしかも奮発して上ハラミ。そして、レバーをもう一回!今度は塩で注文してみました。

こんな厚いハラミは珍しいでしょ?とご主人。確かにこの厚さ、そしてこの色ツヤはなかなかお目にかかれません。さすがの上ハラミ、最高です。塩で注文したレバーもふっくらと柔らかなレバー、やはり甘みがあります。

どれもこれも美味しくて、焼肉はもちろん、ホルモンが絶品!!ホルモンが苦手だと思っている方にもぜひ食べてみて欲しいです。

次は、ぜひ豚のホルモンを食べて欲しいとのことなので、引き続きレポートしたいと思います。

ごちそうさまでした。

ちなみに押上駅前の駐輪場の屋上庭園からは、このような眺望です。20時までは入れますよ。

ホルモン武蔵
東京都墨田区押上1-14-5
電話:03-3625-3747
営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日 月曜日※祝日の場合は営業、翌日休み。

豚ホルモンも食べてきました

豚ホルモンにもチャレンジしてみたくなり、再び、ホルモン武蔵へ。

まずは豚ホルモンの盛合わせを注文してみました。ホルモン(大腸)、コブクロ(子宮)、チューリップ(のどなんこつ)、タン、ガツ(胃)、白コロ。端から焼いて実食です。

やはり、どれも新鮮そのもの。牛ホルモンより多少独特な香りがあるものの、それより、色々な食感が味わえて楽しい。

ホルモンは甘みのあるホワホワの油がいい。コブクロはしっかりした歯ごたえがクセになります。チューリップは軟骨のコリコリ感がたまらない。タンは牛タンよりもサクサクした感じで美味しい。ガツは臭みもなくあっさりしてるけど硬め。白コロは筒状のまま焼いて、中の脂がふわっと甘くて止まらなくなりそう。

牛ホルモンもいただきました。今回は、シビレ、ミノセンマイに初挑戦。シビレ、語源はsweetbread(スイートブレッド)が訛ったものらしい。とてもふわっとした滑らかで、フォアグラに似た食感です。少し甘みがある感じで美味しい。

ミノセンマイは、ミノと近いところにあるセンマイを一緒に味わえる、コリコリした歯ごたえのある希少部位。

ご主人の言う通り、牛ホルモンはもちろんだけど、豚ホルモン美味しいじゃないか!!最初に新鮮なホルモンを食べるべきだったんだと、改めて気づかされたのでした。